YUCACOシステムブログ

レンジフードで洗面

2023.09.26

 全館空調の暮らしで大きな変化が生まれています。

 家づくりが、この新しい価値について行けなくなっているようです。例えば、レンジフードです。調理中の排気のための設備ですが、この外気が室内の夏場の冷房で冷やされた空気と混合する際に、筒状の排気ダクトが金属製の時、これが冷やされて、外気からの水蒸気が供給されて結露してしまいます。

 結露した水滴は、レンジフードの金属ダクトを伝わり、整流板(空気の流れを強くするためのパネル)に落ちて溜まります。ときにはバサっと水が落ちるくらいの水たまりができることも。

「何気なくレンジフードの整流板に手をかけて傾けたところ、このバサッと大量の水が落ちてきて、顔を濡らしてしまった。」との驚きの声が寄せられましたので今回の話題といたしました。

 特にIHコンロの場合には、ガスコンロのように熱気が上昇しませんので、整流板の水を熱して蒸発させることができません。

夏場には1週間に1度くらい整流板に水たまりができていないか、注意が必要となります。

 玄関の入口の屋内から郵便物を取り出せるタイプも、内側に結露しますので気をつけましょう。