YUCACOシステムブログ

ゴキブリの糞(フン)だった

2023.01.24

 意外な結末が年末のクレーム情報の最後となった。部屋に何処からとも知れず、ある物体が散見されるとのことでした。

 当初、コウモリ説が有りましたが、どうも異形のしかも小さすぎるとのことで専門家に分析を依頼しました。

 それはゴキブリの糞との分析結果となりました。

 ゴキブリは、不衛生な場所を好み、細菌やウィルスに覆われていることが多く、「菌の運び屋」とも呼ばれています。菌のかたまりのような存在で、叩いて潰すと、菌や体液が飛び散ってしまうおそれがあります。

 ゴキブリの糞や死骸が細かい粒子となって大気中に舞うと、アレルギーや喘息の原因になることも知られているところです。

 ペットのフンや餌の処理を怠ると、ゴキブリの繁殖の原因になります。

 特に猫は動くものに反応し、殺して稀に食べてしまうこともあるようです。ペットの健康被害の一因がゴキブリということもあるので、やはりゴキブリは退治したいところです。

 万が一にもペットが殺虫剤やホウ酸団子などの毒餌を食べたり、なめたりしないように気をつけたいところです。

 夜になると室内を移動し、人やペットの体によじ登って噛んでしまうときもあるようです。細菌や雑菌が体内に入り、かゆみ、腫れ、アレルギーの原因になることもあるとか。

  1. 水回りの掃除と使用しない排水口などにはふたをすること。
  2. キッチンの掃除、コンロ周りの油の拭き取り。
  3. 玄関は週に1回以上掃除。ホコリや毛髪などを除去。
  4. ベッド下のホコリ除去。
  5. 枕も定期的に洗ったほうが良いらしい。

家族やペットのためにゴキブリには家の同居をお断りしましょう。

冬でも素足YUCACOシステム

2023.01.20

 お客様に何をお伝えすれば選んでいただけるのか、いつも思案するところです。

 冬の室内が暖かければ、それは快適ということになります。これまでの家は断熱性も低く、床の冷たさは身に堪えたものです。床が暖かければ素足が一番快適です。床暖房では暖かすぎて、靴下かスリッパが必要となります。素足で足裏に汗をかかずに普通に暮らせる温度は22℃前後です。

YUCACOシステムでは、床下にも温風が流れ、部屋側にも、もちろん温風を吹き出しています。結果として室温に近い22℃前後に床の表面温度が整いますので、家中むらなく素足で歩けることになるのです。

 私共は、子育て終了のシニア夫婦です。朝外出に備えてパジャマから外出着に着替えますが、その時の格好は、

こちらは写真なしです。

 パジャマを脱いだ姿で、いわゆるパンツとTシャツで着替えのおいてある2階へそのまま移動。2階で着替えて、1階に降りて着替えは完了です。ちなみに外気温は午前8時で4.5℃です。

固定資産税が6倍になる

2023.01.16

 「特定空き家」に指定されると固定資産税や都市計画税が大幅に増加します。

 住宅が建っている敷地の固定資産税は「住宅用地特例」が定められており、200平方メートルまでが6分の1。住宅の床面積の10倍の面積までを住宅用地とすることとなっています。こちらは3分の1となります。

 放置された中古住宅は周囲の生活環境の悪化をもたらす原因となります。崩壊による事故、火災、景観の悪化。衛生状態の悪化など、所有者に一定の管理責任があるものと行政が指定すれば、助言、指導→勧告→命令→行政代執行によって撤去されます。

 命令に従わず放置すると、50万円以上の罰金が科されます。最終的には自治体が空き家を取り壊し、その費用を所有者に請求する「行政代執行」に移行します。

 「特定空き家」に指定された翌年から。

更には、所有者不明の土地でも使用者に対して固定資産税を課税されることもあるとのこと。

 又、「相続時に土地の相続人が誰であるかを市町村に申告することが義務付けられました。

働き甲斐と生き甲斐

2023.01.12

 定年まで勤めた仕事を退職しても、寿命の延びた現代では、長い余生が残される。私の親しい友人は某団体の会計のトップまで出世して定年を迎えた。その後どうしているか気になるので見ていると彼は生き甲斐を発見していた。

 愛犬の世話が一日の大半となっている様子。老犬となったチワワの健康を気づかい、散歩やエサやりに注力しており、公園や近くのお店先で大事そうに愛犬を抱いた友人と会うことがあった。甲斐甲斐しく世話をやく友人を見ると、微笑ましくもあり、どこか淋しくもありました。これ程の男がワンチャンか?と。

 昔、仕事に没頭しすぎて、腸閉塞になってしまい、緊急入院したことがありました。働き甲斐は100%でしたが、命を縮める程働いてはダメだと考えさせられたことから、少しずつ私の代わりをしてもらえる、助け合えるスタッフに入社して戴きました。

 その入院時、検査次第では緊急手術も止むなしとのことで、しばらくの間、待合室で待たされていました。ふと一冊の週刊誌が目に止まり、パラパラと見るうちに或る一文に集中してしまいました。

 その一文は、このような記述から始まっていました。記者はその日、将棋の対局を取材に会場のある街へ電車で向かっていました。

 ふと電車の窓から外を見ると、北風の吹く中を一人の老人が風呂敷包みを手に提げて、車窓より少し高めの線路に並走する野中の道を歩いている。歩く足取りは覚束無く折からの強い北風にふらふらしているようでした。  その日対局の行われている街は地方の温泉地で、都市化が進んでいない場所だったので、何気なく目にした一人の老人でしたが、記者はそれが永世名人大山康晴その人であることに気がついた。引退も噂されていた当時の大山康晴名人が、意外にも並み居る難敵を下し挑戦者決定戦まで駒を進めたのでした。

 ようやくにして駅に着いた記者は、対局会場まで車で向かった。会場となる温泉旅館には関係者が多数詰め掛け賑わってはいるが、さすがに大切な一番が行われているということで緊張の糸が玄関から対局会場までピンと張りめぐらされているようでした。

 あの頼りない足取りの大山名人はどうしているのだろうと、会場に近づくと「オウ」「こんな手は見たことが無い」「大山はなんという人だ」との感嘆の声が湧き上がっている。

 そこには、あの頼り無げに風に吹かれていた大山名人が、盤上にかぶさるようにして駒を指す、生き生きとした、鬼と化した姿が。記者は記す。

『将棋によって生きてきた大山は、今、将棋によって生かされている』と。

 先の一文を読了した時、医師に呼ばれ幸い、手術の必要はないと告げられたのでした。

 ところで、彼(カ)の友人のことですが、幸い彼のキャリアに合った、仕事先が見つかり今は元気に働き始めました。

 ワンチャンの面倒は奥様にバトンタッチ。ワンチャン生き甲斐の時より、今の方がどうみても元気です。

 人は何かの役に立てる時、ステキに見えるような気がします。

家と団体信用保険

2023.01.08

 家を建てられた方がもしもの時の為に生命保険にはいられることは、当り前のこととして皆さん利用されています。

 保険には保険料が必要となりますが、「団体信用生命保険」と言われる割引率の高い保険料が適用となりますので、家づくりには利用の便もあり、借入申し込み先の金融機関が取り扱う生命保険を合わせて利用されることになります。もしもの時には借入残高に応じた生命保険が適用され借入金と相殺、支払いは完了します。

 長い闘病が必要なガンなどは診察して発症が確認された時点で、生命保険が実行入金され家の借入金は支払い完了となります。

 永年、家づくりの仕事をしていますと、残念ですがこうした生命保険の実行事例を経験しています。

 かなり前のことでしたが、或る日、一人の婦人が会社に尋ねて見えました。

 「中古住宅でいいのですが、家を捜しています」とのこと。

当時、たまたま、お客様が望まれる区域に中古物件がありましたので、

案内した所、気に入られました。

 さて、お支払いについてお尋ねしたところ、ほぼ全額自己資金で支払いたいとのことでした。まだ40歳程の若さでお子さんはお一人、ご主人はお亡くなりになられていましたので、それこそ「もしもの時」の為に現金を手元にある程度残しておかれ一部500万程は借入を利用されてはいかがとご説明致しましたが、出来るだけ借入は少なくしたいとのことで100万円程が借入となりました。

 3年程しましたら、若い青年まだ20歳前の方が来店され、母が亡くなったので借入の残高について相談がありました。あの100万円だけ借入された女性の息子さんでしたので、さっそく金融機関に連絡し、支払いを保険金で相殺し完了致しました。

 更に5年程した或る日、若い男女が来店され、結婚するので住んでいる家をリフォームしたいとのことでした。あの100万円だけ借入された女性の息子さん、それはそれはお目出度うございますとのことで、喜んでリフォームの仕事をお受け致しました。

 来店された折の亡くなられたお母様の笑顔と100万円だけの借入にしたいと言われた時のやり取りが今でも何故かしっかりと思い出されます。

 人生、何が起きるかわかりません。もしもの時の備えにどうぞ家以外の備えとして一般的な生命保険も合わせて利用されているとは思いますが、必ずご利用されることをおすすめ致します。

 この時、新築時の借入は団体信用保険で担保されていますので、その分は想定額から、控除できるとして、保険目標額を算定されてはいかがでしょうか。

 家を建てられる前よりも総額は縮小される方が多いことでしょう。

年末大掃除番組

2022.12.31

 年末になるとお掃除番組が、色々と放送されます。住宅の汚れ、住宅設備機器の汚れをどうすればキレイに落とせるかという番組です。

 定期的なメンテナンスを怠(おこた)ると電気代の上昇や、健康被害を起こすのがエアコンの維持管理問題です。

 ホコリの詰まりが原因となり、場合によっては15%~20%も電気代が上昇します。このホコリに湿気が加わり、熱が発生すると度重なる故障の原因になります。

 冷房時や除湿ドライ機能で室内の湿気と汚れとなる粉塵物質を吸い上げ蓄積すると、アレルゲンがエアコン内部で大増殖。結果エアコンの吹き出し口から部屋中にばら撒かれます。

 アレルゲンとは花粉、ダニ、動物の毛など、数10種類もあると言われています。カビ菌などもアレルゲン。

日常的に体内に吸い込まれますと気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎、肺マック症など発生の恐れがあるようです。

また、お肌にも悪影響が!

 ヒートポンプと言われる機能がエアコンのシステムです。室内側の空気を吸い込み、エアコンの冷暖房機能で冷やされたり、暖められた熱交換器(アルミ製)の部分を通過させて空気を冷暖房しています。

 エアコンのAI(センサー)が付いており、室内を設定温度に保つために動き続けようとします。埃のつまりで熱交換がスムーズに行われないとモーターが高回転することとなり電気代が上昇します。

 エアコンの故障の原因はホコリの蓄積が一番だと言われているようです。運転開始したエアコンに静電気が発生し、ホコリを吸着し湿気でホコリが固化すると無数の塊りとなってヒートポンプといわれる熱交換機能の抵抗となります。

 結果として、故障の修理代がかさんで大変なことになります。

更新の頻度が高まると大きな買い替え出費につながってしまいます。

新年のご挨拶

2023.01.01

あけましておめでとうございます。

旧年中は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年もより一層のサービス向上を目指し、誠心誠意努力させていただく所存でございます。

皆さまにとりまして2023年が素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

発電機の実情

2022.12.28

 先の台風時、停電でお困りの方は多かったようで、常に電気のある暮らしに慣れていた方には、電気が使えないことがいかに大変なことかと改めて認識されたことでしょう。

 もしもの為に準備していた発電機を早速利用してみたところ、今回問題点がいくつかありましたので検討してみたいと思います。

 私たちの暮らしは電気なしでは成立しなくなっています。24時間の給電を自前の発電機で賄う事は、現実的には困難です。ガソリンや軽油を用いた発電機では、5時間~8時間で一度、給油したり、オイルを充填したりする必要が生じます。

 例えば72時間(3日間)利用できる商品も開発されていますが、発電能力本来の三分の一程度まで落として利用するようになっています。

 毎日、連続して利用することを前提に家庭用に開発されている発電機は今のところ見当たりません。

 一方、太陽光発電は太陽が出ていれば夏ならば朝7時頃~夕方6時頃まで、約半日は給電してくれますので、安定した電源となります。

 それでも1500Wですので、あと少し1500W程度の発電と併用すれば日常の生活には支障ないことになります。

 そこで、今日増加している電気自動車、EV車、PHEV車に装備されている電源用コンセントの利用が考えられます。

 トヨタの新しく発売予定のプリウスには1500Wのコンセントが2台もついているようです。合計3000Wです。

 車は長時間連続して利用することを想定して開発されていますので、満タンにして停電に備えれば直ぐに、エンジンが始動して、発電された電気が利用できる「すぐれもの」です。しかも、安定した電流を生産してくれますので、精密な電子機器の利用も安心です。

 これから車の買い替えをご計画の方は、是非、もしもの時の為に電気利用のコンセント付きの車を購入頂きたいものです。安心して長時間発電でき、災害時の足としても利用できます。

建物性能を加味した金融商品

2022.12.24

 家は資産として評価され固定資産と分類されて一定の税金が課せられます。新築時の借入金の担保として評価額に応じた融資が受けれます。

 ところで、こうした新築時の資産評価とは異なり、中古住宅と分類される20年程経過した建物に、建物の維持管理状態の良い家には担保評価が高く新たな借入が可能かと言えば現状なかなか困難な場合が多い。

上記の他にも

冬は太陽で暖房、夜エアコン

2023.01.04

 省エネの極意はガマンではありません。こと冷暖房の場合、自然の恵である太陽の熱を利用して、家を暖房したり、夏には太陽熱を遮蔽して涼しくする暮らしの工夫が大切です。

 冬の太陽熱利用は窓から日差しを取り入れることで、エアコン無しで全室暖房が実現可能な日が晴天なら宮崎では当たり前です。

 この時YUCACOシステムの家は南側の熱を送風ファンで北側にも床下にも送りますので、太陽がエアコンの暖房の代わりとなります。

 晴れていれば、ほぼエアコンは稼働しなくてもOKです。夜は冷え込みますのでエアコンを稼働させて下さい。

 夏場は太陽熱の遮蔽がポイントです。日中は太陽熱を直接入れないこと。朝夕の日差しは窓から入射することが多いことと思われますが、これを外付けブラインドやシャッターやカーテン等でシャットアウトしたいものです。直射日光でない、北側の窓からの間接光でも夏場には熱をともなっています。

 冷房で体の冷えた状態で、夏場北側の部屋のカーテンを開けると、顔の皮膚に熱を感じることができます。直射日光でなくとも、明るい間接光に熱エネルギーが入っているのです。

 加えて団地などで北側に家が立っていると、夏の太陽で熱せられた家から輻射熱が南側に放熱されてきます。更に熱線反射ガラスが北側の家で使用されていればこれは大量の熱が光を伴っていなくても南の家の北側窓に向けて放射されていることになります。