YUCACOシステムブログ

1000万円台で家が建つ!?

2021.08.31

 

誰でも損はしたくない、得をしたい。

私達は、注文住宅を造る業者として、

このようなキャッチコピーにダマされてほしくない。と考えます。

例として、具体的に窓、サッシを例にとれば

                 (価格)安い

アルミ  単板ガラス          ↓

アルミ  複層ガラス          ↓

樹脂   複層ガラス          ↓

樹脂   トリプルガラス        高い

ご覧の通り、坪単価が違うのではなく、物が違うのです。

しかも、当然性能も違うことになります。

 断熱性能は冷暖房コストに正比例します。

 そこで、ローコスト業者が、樹脂トリプルガラスを採用して、家を造ろうとすると、実は仕入れが少ない為、仕入単価は高額となり、建築単価を安くすることは出来なくなってしまいます。

形として整っている一棟の建物が、耐震性の観点で安全かどうか見ただけでは分かりません。 

 現実に、熊本県を襲った地震(2016年)では、耐震性能を高めたはずの耐震等級2で建てられた2階建てが、地震で1階が潰れ1階建てになってしまったり、大破、倒壊が発生しています。

 耐震等級3ではこうした住めなくなるような被害は出てないようです。

 仮に耐震等級2の家が倒壊すると、地震保険を利用されていた方には、約半額(評価額の)が補填されますが、住宅ローンに充当せず、新たな家の建築費に用いると、2棟分の不足する資金の返済を行ってゆかねばならなくなります。

 大へん重たい負担となり、再起に経済的な損失を出さない為には耐震等級3の家づくりは欠かせない、新常識です。

駐車場とプライバシー

2021.08.27

駐車場側には大きな空きスペースが必要となり、前面道路からの見通しが良くなり家のプライバシーが侵されることも考えられます。

駐車スペースとプライバシーは敷地の形状で様々なケースがあります。

土地捜しの基本

2021.08.24

土地の利用には「用途地域」といって、都市の環境保全や利便性の増進の為に、国が定めた利用区分があります。

都市計画法に基づき、建築できる建物の用途、容積率、建ぺい率などの建築制度を定めています。

土地の計画的利用は「用途地域」に定め、13種類で住居系8種、商業系2種、工業系3種類です。

13種類の用途地域のうち、住宅に関する8種類

土地捜しのポイント

2021.08.20

間口とは敷地や建物を、その目的である敷地への侵入方向から見える道路に面している長さのことをいいます。

奥行きは一般的に入口から見た敷地の反対方向までの長さをいいます。

家を建てる敷地には公道(法で定める)に2m幅で出入り出来る幅の道が必要とされ、この幅を満たさない場合、家の建築は許可されません。

見た目にはちゃんと道の形でも農道や私道の場合、公道ではなく家が建てられない場合もありますので注意しましょう。

車社会では、生活に車が必須となっています。車からの出入りにはドアの開き幅を見ておかなければ乗り降りも出来ません。車が曲がれるには隅切りといって、直角に交差する道に2m幅の隅切りが最低でも必要となってきます。

車を利用するときに問題がないか確かめておく必要があります。

通勤や通学に車が必要となれば、何台までの駐車が必要か、あらかじめ計画しておく必要があります。最低でも2台でしょうか。

来客や家族数に応じた駐車スペースは家づくりでは、どのように計画すべきか、という問題です。近くに賃借りできる駐車場や、車を停めても問題にならない土地があるかないか検討しておくべきところです。

紹介ビジネスのコストは高い

2021.08.17

住宅産業で家づくり相談業務をネット展開する事業があります。

客観的なアプローチから、無料相談、ローンシミュレーションなど、その上で建築会社(広告掲載料及び紹介料負担契約会社)を紹介するというものです。

或時、関東の大手建築会社の社長と親しくお話をさせて戴く機会がありました。

「○―○○○○○○―」に支払わなければならないお金が高すぎるので、止めたいと伝えたところ、「広告料はいらないので紹介させてほしい」とのこと。「大手が広告から抜けると全体が色褪せるから、参加してほしい、しかも無料」とのこと。「でも、成約時の負担金が消費税みたいに付いて来るのでタマラナイ」とのことでした。

紹介者はノーリスク、ハイリターン

住宅建築が成約すると、決まった%の手数料を受け取れる紹介者は、その後家づくりが完了し、何があろうと責任は問われない仕組みとなっています。

住宅会社の方は住宅が完成後も製造物責任法による様々なクレームに真摯に対応しなければなりませんが、紹介者は何のリスクも負担しないという仕組みです。

紹介ビジネスを了承しない会社には、紹介しない仕組みとも言えましょう。

シンボルツリーの幻想

2021.08.13

家の玄関近くにシンボルツリーと言われる象徴的な一本の木を植え、木の高さが家の屋根と同じかそれを超える時となれば、住み続けた人の歴史が生活の佇(たたず)まいとして美しい・・・と、言った。

設計思想がある。

そうかも知れない。

しかし・・・

木はとてつもなく成長するもので、この写真のようになっては大変です。

木の葉は屋根の雨樋を詰らせたり、落葉樹は落ちた木の葉の清掃が年々忙しくなります。

できるだけ、高くならない低木を選んでおいた方が良さそうです。

花を楽しんだり、季節感を楽しめる樹木を選定されると良いでしょう。

時間と共に木は枝を広げますので、あまり建物に近接しない所に植えましょう。

敷地の高さ

2021.08.11

家を建てる敷地が、出入りする前面道路から高くなければ、雨水が敷地内に流入します。

 敷地内の排水に問題がないか、調査しておかなければなりません。

 自然の雨水排水は一般的に道路側溝に流しますが、生活用水(トイレ・洗面・入浴・キッチン)などは汚水として下水道施設に排水されます。地域によっては下水道が整備されていない地域もありますので、自前で合併浄化槽を設置した上で、道路側へ排水が許可される場合もありますので、新築計画時には住宅建設地を管轄する市町村の役場に確認をしておく必要があります。

梅雨時のカビ

2021.08.09

連日の雨で室内もカビが出て困られている方も多いことでしょう。YUCACOシステムであればどうでしょうか、体験宿泊時に室内を隈無くチェックして頂きたい。

 カビを発見されたら、ぜひ教えてほしいものです。 まず、発明は困難です。なぜなら全室、床下から室内、天井裏まで、温湿度はコントロールされています。

毎日生活している住宅内のデータです。生活の中では様々なことがありますが、

ご覧の通り快適を実現しています。

台風災害への備え

2021.08.06

大型台風が多くなっていますが、特に風速がこれまでない強いものとなっています。

最近の後付けシャッターは暴風、防災に優れたものとなっています。

新築時に壁工事の時先行して取付けるタイプより2万円程度高くなりますが、後付けは劣化した場合に取替えが簡単です。

 更に工夫して台風時のみ構造用合板をシャッターとサッシの間に挟み立てることで飛来物にシャッターが破壊されても、室内への硝子飛散防止に役立ちます。

 ご注文の際は、工務店へご一報くださいませ。

強風で飛ばされそうなものは撤去

デッキに置かれた物干し、ガーデンテーブル、イス、プランターなど吹き飛んで家を傷めます。 自転車なども家内に入れたり、固定しておきましょう