YUCACOシステムブログ

年末大掃除番組

2022.12.31

 年末になるとお掃除番組が、色々と放送されます。住宅の汚れ、住宅設備機器の汚れをどうすればキレイに落とせるかという番組です。

 定期的なメンテナンスを怠(おこた)ると電気代の上昇や、健康被害を起こすのがエアコンの維持管理問題です。

 ホコリの詰まりが原因となり、場合によっては15%~20%も電気代が上昇します。このホコリに湿気が加わり、熱が発生すると度重なる故障の原因になります。

 冷房時や除湿ドライ機能で室内の湿気と汚れとなる粉塵物質を吸い上げ蓄積すると、アレルゲンがエアコン内部で大増殖。結果エアコンの吹き出し口から部屋中にばら撒かれます。

 アレルゲンとは花粉、ダニ、動物の毛など、数10種類もあると言われています。カビ菌などもアレルゲン。

日常的に体内に吸い込まれますと気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎、肺マック症など発生の恐れがあるようです。

また、お肌にも悪影響が!

 ヒートポンプと言われる機能がエアコンのシステムです。室内側の空気を吸い込み、エアコンの冷暖房機能で冷やされたり、暖められた熱交換器(アルミ製)の部分を通過させて空気を冷暖房しています。

 エアコンのAI(センサー)が付いており、室内を設定温度に保つために動き続けようとします。埃のつまりで熱交換がスムーズに行われないとモーターが高回転することとなり電気代が上昇します。

 エアコンの故障の原因はホコリの蓄積が一番だと言われているようです。運転開始したエアコンに静電気が発生し、ホコリを吸着し湿気でホコリが固化すると無数の塊りとなってヒートポンプといわれる熱交換機能の抵抗となります。

 結果として、故障の修理代がかさんで大変なことになります。

更新の頻度が高まると大きな買い替え出費につながってしまいます。

発電機の実情

2022.12.28

 先の台風時、停電でお困りの方は多かったようで、常に電気のある暮らしに慣れていた方には、電気が使えないことがいかに大変なことかと改めて認識されたことでしょう。

 もしもの為に準備していた発電機を早速利用してみたところ、今回問題点がいくつかありましたので検討してみたいと思います。

 私たちの暮らしは電気なしでは成立しなくなっています。24時間の給電を自前の発電機で賄う事は、現実的には困難です。ガソリンや軽油を用いた発電機では、5時間~8時間で一度、給油したり、オイルを充填したりする必要が生じます。

 例えば72時間(3日間)利用できる商品も開発されていますが、発電能力本来の三分の一程度まで落として利用するようになっています。

 毎日、連続して利用することを前提に家庭用に開発されている発電機は今のところ見当たりません。

 一方、太陽光発電は太陽が出ていれば夏ならば朝7時頃~夕方6時頃まで、約半日は給電してくれますので、安定した電源となります。

 それでも1500Wですので、あと少し1500W程度の発電と併用すれば日常の生活には支障ないことになります。

 そこで、今日増加している電気自動車、EV車、PHEV車に装備されている電源用コンセントの利用が考えられます。

 トヨタの新しく発売予定のプリウスには1500Wのコンセントが2台もついているようです。合計3000Wです。

 車は長時間連続して利用することを想定して開発されていますので、満タンにして停電に備えれば直ぐに、エンジンが始動して、発電された電気が利用できる「すぐれもの」です。しかも、安定した電流を生産してくれますので、精密な電子機器の利用も安心です。

 これから車の買い替えをご計画の方は、是非、もしもの時の為に電気利用のコンセント付きの車を購入頂きたいものです。安心して長時間発電でき、災害時の足としても利用できます。

建物性能を加味した金融商品

2022.12.24

 家は資産として評価され固定資産と分類されて一定の税金が課せられます。新築時の借入金の担保として評価額に応じた融資が受けれます。

 ところで、こうした新築時の資産評価とは異なり、中古住宅と分類される20年程経過した建物に、建物の維持管理状態の良い家には担保評価が高く新たな借入が可能かと言えば現状なかなか困難な場合が多い。

上記の他にも

高気密高断熱は省エネ

2022.12.16

 エアコンは常に動いていません。エアコンには熱センサーが付いています。過熱しないように指定した設定温度に到達したら自動的に動きを停止してしまいます。更には加熱、冷却機能のレベルを自動で下げたり上げたりして室温の維持を行います。

 YUCACOシステムで使用するエアコンも同様に一定の範囲で自動的に安全に快適を維持すべく作動しています。

 そこで、前提となる家の断熱性能がアップすると、当然エアコンの能力もそれ程、大きなものではなくても良くなります。

更にはエアコンの14畳タイプでも24畳が賄(まかな)えたりします。

高気密高断熱な高性能住宅の場合は30坪までの家であれば一般的4Kw~5.5Kwのエアコン1台で大丈夫です。

広さで言えば、60畳の家を、14畳~24畳タイプのエアコン1台でOKということです。

加湿器の利用について

2022.12.13

 人の肌や髪の毛には湿度60%程度が最適だと言われています。冬になると静電気が発生しますが、湿度60%くらいになると静電気は発生しにくくなると言われています。

 空気中の湿度が低いと、人の口からの飛沫が遠くまで到達するとのこと。国の理化学研究所のスーパーコンピューター「富岳」を利用した実験では、湿度30%の室内に比べて、湿度60%の室内では、60%の方が三分の一に抑えられたとのこと。加湿はウイルス感染対策としても有効だとのこと。

 湿度30%と60%では60%の方が体感温度は高く感じられ1℃~2℃温かく感じられると言われています。エアコンの温度が同じでも湿度が高いと、暖房時の効果は高く感じられるということです。

上手に加湿すると省エネ効果が得られることになります。

室内の温度が場所により異なる家は、床、天井、窓辺など冷たい所に加湿によって結露が発生する原因となる場所があります。一般的な暖房である各室エアコン利用の場合には心配です。一方、YUCACOシステムの場合には、部屋中の表面温度がほぼ一定となる、冬であれば24℃前後となることで、結露の発生が見られません。

YUCACOシステムでは、加湿器は空調ユニットの近く、室内側(空調ユニット内は避ける)に置いて頂けると、給水の利便からも効果的で、空調ユニット内のDCファンにより全室に加湿空気が搬送されることになります。

 又、リビングの大空間に加湿器を設置されても、YUCACOシステムの大風量により流れる室内空気と加湿器からの加湿された空気の混合が、大きく混合されることになりますので効果的です。

自然素材の家の空気が汚れている?

2022.12.09

 自然素材の家が換気不足だったとすると、生活する「人」が呼吸する事で増加する二酸化炭素の濃度が上昇します。一般的な計画換気(機会による給気排気で第一種換気)を採用した家でも寝室に、ご夫婦+幼いお子様など3人でお休みのケースなどは、早朝のCO₂濃度が2000~3000PPM(国の安全基準は1000PPM)を大きく超えているのが実体です。

 空気の淀(よどみ)が、室内の空気流路の中で発生しやすい閉めきった寝室などで発生します。更に、入居者の集中により1人当たり30㎥/hの換気量がまかなえないと、寝室などの換気不足が発生して人の呼吸による空気の汚染が進行します。

 CO₂測定機器はネットでも購入可能です。一度ご自身の家のCO₂濃度を測定されてみてはいかがでしょうか。

秋も一日安定したYUCACOシステムの家

2022.12.05

 温暖化の影響で日中はかなり気温が上昇します。12月も近いこの頃ですが、早朝の冷え込みとの差は実に15℃にもなります。これ程の温度差を受けて、YUCACOシステムはどうなのでしょうか。

2021年11月27日 温度

 実に安定した温度変化です。これはYUCACOシステムが家中換気しており、その過程で軀体蓄熱を建物全体に及ぼしていること。

 大質量の建物に蓄熱を行っており、この熱がゆっくりと吸熱、排熱されて急激な温度変化に対応していることの現れです。温水プールのように大量の空気を家全体に流して均一な温熱環境を実現できているのです。

2021年11月27日 湿度

気温の変化に上下する外気にくらべ室内は安定した湿度環境となっています。YUCACOシステムは、確実な空気環境のコントロールが可能となっています。

帯状疱疹の予防注射は?

2022.12.01

 ヘルペスウイルスによって帯状疱疹の有痛性発疹、肋間、顔面など一定の末梢知覚神経に沿っておこる。小水疱が群生し、周囲が発赤、所属リンパ節が腫れる。約3週間で消退するが、神経痛を残すことがある。「広辞苑より」

ということで予防注射をしました。

 注射は筋肉注射でチクリと痛い。が、その後、首、肩、腕、頭痛とかなり激しく、今日で3日目だが、違和感は今だ顕在。

 睡眠にも影響し、ストレスが帯状疱疹の原因というが、正にそのような超ストレスとなり、まるで帯状疱疹の発症原因に成りそうな副作用です。

 このコロナワクチン副作用が強く、2日~3日は熱や頭痛が出ました。それでも帯状疱疹ほどではなく、予防注射は受けておいた方が、プラスだと思った次第です。

時間と共に変化し、人間社会に蔓延するコロナもウイルスが病根ですが、YUCACOシステムでは、空気清浄システムを本来のシステムに組み込むことで、ウイルスを捕捉、除去することで予防的にこうした病根から私たちの暮しを守ることが出来ます。

 YUCACOシステムのような室内の空気環境のコントロールが出来る工法であれば、睡眠の質も高く、ストレスへの耐性も高くなることが予測できます。加えて、空気清浄が実現できれば、お住まいの環境が更に快適で健康的になることでしょう。

 それでも、予防注射はしておいた方が良いと思いました。なぜなら、コロナも帯状疱疹も他人様にご迷惑をかけないようにしなければ、「客商売」は成り立たないと思うからです。

太陽光発電利用の経済効果

2022.11.24

 電気を「買って使う」のではなく、「創って使う」太陽光発電の方が既に経済合理性の高い選択肢となっています。

 企業では設備投資の経済合理性が優先されます。

 電気料金の値上げは、発電を支える石油やガスの値上がりによってこれからも止められないリスクとして企業活動の足かせとなりつつあります。

 一般的に太陽光発電の導入費用は、10年程前、昨今の状況では8年程度で回収できます。

 電力会社を九州電力管内にした場合、太陽光発電の自家消費タイプを営業展開している企業の試算では、5年程度で設備投資を回収できるとうたっている企業が大きく実績を伸ばしています。

 一度高額になった石油は、もう下がりません。電力価格を規制していた国の料金体系そのものを変革しなければ電力会社がもたなくなっています。

 消費者はこれからエネルギーコストの上昇にどのように対処すればよいのでしょうか。これからは電気を買うのではなく、自ら創って使う時代がきているようです。

 太陽光発電のコストは十分経済合理性が出る程にコストダウンされました。蓄電池も近いうちに安くなってくると思われます。

 最大では18kwhまでしか許可していない日本の蓄電池の容量制限がなければ、もっと太陽光も蓄電池も普及するはずなのです。

何故なら、雨の日が3日程度続いても蓄電池容量が25kwhあれば、九州電力から電気は買わずに暮らせます。

 もうそこまで電気は「創って使う」時代は来ています。インフレ加速の今日生活防衛の為にも太陽光発電+蓄電池です。

 車も太陽光発電で走らせる時代がもうそこまで来ています。

家の「空気」で気になることは?

2022.11.27

 コロナが流行しています。

以前と比べ増加速度も、疾患者数も増加しそうだと予想されています。

例えばこんなこと

気になる項目にチェックを入れてみてください。 

□ウイルスがきになる

□PM2.5が気になる

□アレルギーの為ハウスダストが気になる

□ペットの臭いや埃

□花粉症の症状など

□湿気の高さ、乾燥など

□ 室温の快適さ

 看護師であり統計学者でもあったフローレンス・ナイチンゲールは今日ウクライナとロシアの問題の引金となったクリミア戦争時に、「クリミアの天使」と呼ばれ陸軍病院で活躍。

 「看護とは、新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ。静かさなどを適切に整え、これらを活かして用いること、また、食事内容を適切に選択し、あたえることである」とナイチンゲールは述べている。

 快適で清潔な環境を整えることで人は元気になれることを世に先がけて証明した人がナイチンゲールでした。

 国が定めた断熱基準は、高断熱高気密に準拠することとなった。今回の住宅性能評価における断熱等級は、従来の次世代断熱と称するランクより3段階上まで断熱性能を提示してより高い断熱性能を消費者にしめした。

 住宅の高断熱化は、これまでの開放型のパッシブハウスから、高い気密性とセットで、住み手が省エネで優れた住宅設備機器を用いて住宅を住みこなすことで、開放型住まいよりもより快適で健康的な生活が送れることを示唆するものとなっている。