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2022.03.08

調べて見た防犯データ

空き巣で最も被害が多いのは、一般的に不在になりがちな

午前10時~午後4時の時間帯です。

※警察庁統計

 ただし、泥棒が狙うのは留守宅だけではありません。住宅侵入の3割近くが在宅中にもかかわらず入り込む手口です。

グラフの通り、どの時間帯にも一定量以上の侵入犯罪が発生しています。朝のゴミ出しや、近所への買い物などのとき、すぐ戻るからと鍵をかけずに家を離れていませんか?

泥棒は、狙った家を入念に観察しています。鍵が開いていればしめたものです。室内を物色する時間は5分以内。

あっという間に盗み出し、逃走してしまいます。

 泥棒といえば、唐草模様の風呂敷を担いで、手ぬぐいで頬かむりしているそんなイメージを浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、そんな目立つ格好をした泥棒は現実にはいません。近所の人に見られても不審に思われないような服装でしっかりと下見しているのです。

◎泥棒の服装例

・スーツを着た訪問販売員になりすます

・工事などの作業者になりすます

・普段着で住民になりすます

など

一般的に泥棒は、住んでいる人の1週間の生活パターンを調べて、留守になる時間帯や来客数をつかむなど、時間をかけて調べます。また複数犯で不正解錠、侵入を行う場合には、犯行時に見張りを立てるため、住宅周辺を携帯電話をかけながら徘徊する不審者には十分に注意しましょう。

◎主な下見のポイント

・扉や窓に鍵をかけているか、開けっ放しか

・入りやすいか、逃げやすいか

・近隣からの見通しが悪いか

・通行人が少ないか

・家族構成や生活パターン

・窓のクレセント錠は開けやすいタイプか

 明日、今日、今、あなたの家に狙いを付けた窃盗犯が、見回り、下見しているかも知れません。否、「ピンポン」などと在宅確認のインターホンを鳴らして来るかも!

 不要に玄関を開けず、

「どちらさまですか?どんなご用で?」

「誰の許しがあって、何の権利で?」

ぐらいの用心をされていないと、危険な世の中とも言えそうです。家族の安全は防犯からという話でした。