井戸水利用の経済メリット
井戸水とはいえ、ポンプで水を汲み上げるので電気代はかかります。子供用の大型ビニールプールだと、20円~30円。水道は利用しないので水代は0円です。
水道水で子供用大型ビニールプールを利用すると1回で500円程度でしょうか。
庭の水やり、大型犬のシャンプー、車の洗浄など、水道代と違って気になりません。
トイレの洗浄に利用すると、1回4円~5円程度の水道代が節約可能です。年に何回、10年では、50年ではと考えてみると面白い計算ができます。
注意点、井戸水に鉄分が多い時には、タンクやトイレ器材を黄色く変色させる場合もあります。
①水道水と井戸水の違い
水道水は人体に有害な雑菌や汚れのもととなる鉄分、塩分等のミネラルを取り除き、飲用可能な水として、公的な供給がされているものです。利用料金が発生しますが、地域の水道システムを運用するための経費をまかなう、使用量に見合った料金負担が発生します。
井戸水は、個人や企業が私的な利用を目的に敷地内に設置して利用します。飲用に適するかどうかは、保健所等の許可を必要とします。また、年に一度の定期的な水質の検査も必要なようです。
利用上の注意
井戸水は水自体の利用料金は発生しませんが、下水として建物外に放流しますので、下水道利用料金を請求される場合がありますので、知識として頭に入れておく必要がありそうです。
②非常時の備え
断水の時には水の利用が自前でできるメリットが井戸水利用にはあります。
鉄分や塩分の少ない水の場合には洗濯にも利用可能です。
災害時には電気の利用が困難となりますが、昨今の電気自動車や、給電できるシステムの付いた自動車などから電気を取り出してりようすることで、井戸ポンプの利用は簡単にできそうです。
断水時のトイレの洗浄。選択など、利用に際しては、水質、安全性に気をつけなければなりませんが、蛇口をひねれば出てくる自家用水は、とにかく便利です。