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新鮮外気は大丈夫?

2022.04.29

 一般的に空気中の組成は、気温0℃/気圧の時の容積比は

・窒素  78.09%

・酸素  20.95%

・アルゴンガス  0.93%

・二酸化炭素 0.03~0.04%

 この空気中に粒子状物質が多く含まれており、私たちは呼吸によってこれら粒子状物質を体内に取り込んでいます。

エアロゾルと呼ばれていたりもします。

 PM2.5や花粉、ウイルスなどの新鮮外気と呼ばれる様々な物質が空気の中へ混入しており、これらの物質を適当に除去しなければ、新鮮外気は問題ありすぎの危険物質となってしまいます。

PM2.5の発生源は

 我が国では、厚生労働省の調査によれば気管支喘息患者は増加中とのこと。患者数は450万人で小児の6%成人の3%が気管支喘息です。

 現在年代を問わずこの病気に苦しんでいる人は、人口100人に対し3人~5人の人が喘息患者といいます。

 一般的な家では、外気を新鮮空気として窓や、第二種又は第三種換気で室内に取り込んでいますが、外気中のPM2.5などの細かな埃はそのまま室内に入って来ます。加えて室内で発生するハウスダストも相俟って「アレルゲン」となる喘息要因の影響も考慮して、健康的な生活を考慮すべき状態となっています。

 ペット飼育によるイヌ、猫のフケや、室内のカビに付くダニ等も室内の空気を汚染して、「アレルゲン」というやっかいな問題を提起する要因になっているようです。