YUCACOシステムブログ

家の役割とは?

2022.06.05

 埼玉県の建築会社の方にお会いして驚きました。

人口は宮崎県の7倍の約700万人。県土の広さは二分の一の広さです。

 中心部はもちろん東京にも近いとあって土地の値段は坪当たり簡単に100万超えとなります。

 住宅地は利便の良い所で坪当たり50万円にはなってしまうとか。サラリーマンの方が家を建てるには土地代のコストがかかりすぎるとのことで、定期借地权で借りた土地に借地人が家を建て、土地の借地料を支払う方式が脚光を浴びているようでした。

 今回調べてみたところ県庁所在地の地価ランキングは宮崎県は36位、55.700/㎡とのこと。

 埼玉県は全国7位、200.000/㎡でした。1坪を3.3㎡とすると、宮崎市は193,710円/坪で、さいたま市は660,000円/坪となります。さいたま市で65坪の土地を購入すると43,560,000円となり、これに建物代や諸費用を加えると少なくとも7000万円を超えてしまいます。

 因みに、一番安いのは秋田県でした。坪当たり、105,600円となります。一度秋田市に行ったことがありましたが、宮崎から行った私でさえ、ちょっと田舎の感がしたものです。

 家はレンガ造りで、20年程子育てが終われば売却するとのこと。とにかく、土地が探しても高いし、無いので一戸建てで利便の良い所にあれば定期借地の中古でも直ぐに買手が見つかるとのこと。借地料を支払っても中古住宅は稀少性がある物件として値下がりもあまりしないようです。

 所変われば家のありようも変わるということでしょうか。