YUCACOシステムブログ

マイクロ・プラスチック

2020.12.12

マイクロ・プラスチック

 高い山に冬期樹氷ができる。この樹氷を集めて溶かすと、様々な汚染物質が混在しているようである。空気中の水分に、空気に混在する様な物質が補足されているので樹氷を採集して調べるのだと云うことである。このマイクロプラスチックと呼ばれる微小なプラスチックの粉体は、同様にこれまで問題となった、PM2.5と呼ばれる化学物質や有機物等の粉塵に混じって驚く程、空気中に存在しているという事実がこの頃、注目されはじめたのです。
 令和2年1月13日のNHKニュースで、あの美しい樹氷が汚染物質を内包している様を報じていました。人体への影響はこれから調べられるとのことでした。

マイクロプラスチックを取り除く全館空清技術

 全館空調(YUCACOシステム)では、室外からの空気と、室内の空気を浄化して利用できる仕組みとなっています。
電気集塵機を用いて粉塵と言われている汚染物質を静電気で捕捉しています。
 現在、宿泊モデルハウスとして多くの方に宿泊して戴いていますが、宿泊体験をされるお客様方にはぜひ、この空気浄化の仕組みをご覧戴きたいと思います。
「百聞(ひゃくぶん)は一見に如かず」と申します。

外気20,000個/㎥のPM2.5が2,000個へ  現在、空気中の粉塵物質について調査中です。測定値や分析結果は近々FHアライアンスの高橋氏より発表されると思いますが、表記の通り、アイ・ホームの佐土原宿泊モデルで先日測定した結果、外気20,000個/㎥のPM2.5が室内では1/10の2,000個でした。空気中の粉塵物質が1/10にまで低減していることを見ても、YUCACOシステムは優れた空気浄化システム機能を兼ね備えていると言えましょう。
 医学的な検証によってマイクロプラスチックが空気中から摂取され、人体に害をなすことが証明される日が来ることでしょう。
 近いうちに海中の魚の全重量よりも海水に含まれるマイクロプラスチックの方が重くなるとも言われています。
 海水が様々な形で人体内に摂取された場合、こうした汚染物質が健康に悪影響を及ぼすことになるでしょう。
 メダカにマイクロプラスチックを砕いて与えるとメダカの肝機能に障害がでたり、肝臓に腫瘍ができる研究もあるようです