YUCACOシステムブログ

火災報知器

2023.06.02

 この頃テレビのニュースで「火災のニュース」を目にすることが多い。

今日では住宅に火災報知器を設置が義務付けられています。2006年からです。

 煙式の火災報知器は、初期段階の火災を発見することに役立ちます。避難の確率が上がります。

 

 寝室、寝室がある階段上部には原則として煙式の火災報知器の取り付けが義務付けられています。ほかの場所は、市町村の条例で異なるようです。

 煙は火災の初期に発生し、上昇する性質がありますので階段上部は必ず煙式の火災報知器となっているようです。

 火元から遠い部屋にいても、早い段階で火災に気付くことが出来ます。

 火災報知器は多いほど安心安全と言えます。空調空間の一部に、この火災報知器を設置することで、日本の全国で年間2件程発生するらしい、エアコン本体(室内側)の火災に備えることが出来るようです。

 日本中のエアコンの中でたった2台ですが、年間に発火の事例があるようです。

エアドッグ試してみました!!

2023.05.30

空気の浄化レベルを示す表示に、CO2濃度を利用するシステムを搭載しているエアドッグ。CO2モードとは

こちらは、人が密集すると、呼気によりCO2濃度が上昇して空気の汚染が進みます。燃焼タイプの暖房だとCO2濃度が上昇しますので換気の必要性が高くなります。

4000ppmを超えるとアラームが鳴り、換気を教えてくれるシステムが用意されています。

全館空調は対象が空気という見えない品質を問われるシステムとも言えるものです。CO2濃度の上昇は生活の快適性の対極である健康被害につながる問題です。このCO2濃度の上昇は機械換気及び24時間空気を入れ替える方式の家造りでは、もとより考慮すべき問題でもあるようです。

熱交換気扇による、全館換気方式では、床面積あたりの換気風量は気積の1/2を入れ替えなければならない決まりとなっています。一方で、部屋ごとに換気する第3種換気などでは、あらかじめその部屋に入居者が集中することなど、想定されていませんので、家族4人が6畳の部屋に集っても設置された換気扇は、換気量を増やせない構造になっていることが多いようです。

ダイキンはCO2濃度で換気量を増やせるタイプを投入

 先日、ダイキンの担当者が来社し、第一種熱交換気扇に、室内のCO2濃度が上昇すると、換気風量を自動で増やせるタイプができたとのこと。

 YUCACOシステムの特徴は大風量小温度差空調にあります。

たとえ6畳の部屋に4人が集まっても大風量で1箇所の換気扇から、Lで100㎥/h、Mで200㎥/hの換気を行っていますので、仮に200㎥/hの設定であれば、一人当たり30㎥/hの必要換気風量は

30×4=120㎥/h<200㎥/h

となり、十分な換気風量が確保できることになります。

結論

とは言え、エアドッグにある、CO2濃度で生活リスクを喚起するシステムの導入があれば、生活の質の高さが実感されることになります。YUCACOシステムにも、COセンサーを利用して、生活の質の高さを実感していただくことが必要ではないかと考えたことでした。

効かない全館空調はエアコン直結か?

2023.05.20

 「全館空調」と銘打ったエアコン直結タイプの商品があります。これは効果にムラが出てしまいます。原因は送風量によります。

 暖房時の暖気を窓際の床から吹き出すタイプの家には、冬場の大型の硝子窓からの冷輻射により、リビングなどの大空間が寒くなるのを防ぐ目的で、暖気の吹き出し口を大型窓の側に配置しています。

 床下への暖気は自然対流により、床のスリットから吹き出しますが、空気量が少ないと、窓からの冷輻射で冷やされて室内側に下降し、室内内側に冷たい空気層となって、「足首付近が冷たい」といった現象が起こります。

 パッケージタイプの全館空調は先の④から、1箇所の空気吹き出し口の風量は良くて40㎥/hとなります。一人当たり30㎥の換気が最低必要量とされていますので、二人が部屋にいた場合、換気量不足になってしまいます。

 一方、YUCACOシステムでは、1箇所の空気吹き出し口から最低で100㎥/h、中で200㎥/h、

大で300㎥/hとなります。最低での送付でも3人分の換気風量となります。

 大風量の調温調湿された空気は、室内に温度差が生じる前に入れ替えられることになります。 室温がすべて平等になってしまいます。大風量で換気調温しますので、送風された空気の温度湿度と同じに調温調質されることになるようです。

暖房のエアコン設定温度

2023.05.23

 環境省が推奨する暖房の設定温度の目安は「20℃」です。暖房時の設定温度を1℃低くするだけでも、約10%もの消費電力削減となります。

 寒い冬場には25℃、26℃とつい設定温度を高くしがちですが、低くすることで電気代の節約を!

「自動運転モード」で、設定温度までは最大運転、設定温度になってからは弱運転、送風運転に自動で切り替わります。エアコン側が効率の良い動作を自動で行ってくれるので、電力の節約につながります。

 YUCACOシステムでは、エアコンを20℃で運用した日もありましたが、きちんとこれを記録しておく必要があったようです。来年には暖房を20℃でエアコン設定して、一定期間しっかりと記録を取りたいと思います。

 20℃設定時の記録は明確ではありませんが、3月半ば頃には外気温の上昇もあり、室内の実現温度が24℃~23.5℃ぐらいになっていたようです。20℃まで下げたらエアコンの消費電力は更に削減可能だったと思われます。

節電なのに我慢の暖房ではなく

快適暖房でした!

参考資料:<2023年1月 1ヶ月の室温変化>

参考資料:<2023年2月 1ヶ月の室温変化>

参考資料:<2023年3月 1ヶ月の室温変化>

暖房の節約法

  1. エアコンのフィルターを定期的に掃除する。

2週間に一度、掃除がベスト。フィルターの掃除をすることで、冷房時には約4%、暖房時には約6%の消費電力削減になるという環境庁の調査結果もあります。

2.室外機も掃除しておく。

室外機の「ファン」に枯葉やゴミがついていないか、「水抜き穴」にゴミが詰まっていないか。

3.夏場、窓ガラスに断熱フィルムを張る。

未来社会の先取り

2023.05.18

 フルリモートのロボット配送サービス付団地なるものが、神奈川県藤沢市辻堂元町にある。

 宅配業務やフードデリバリーの需要増に対する労働力不足を、「搬送ロボット」で対応している。

 今後、自動搬送ロボットが、電動車いすと同じ歩行者扱いとなるようで、歩道走行が可能となれば、使い勝手は車より「人」に近くなるようです。一人のオペレーターがAI搭載したロボットに助けられ複数の仕事をこなせるという。

 「湘南ハコボ」と名付けられた自動搬送ロボットは、現在実証実験中とのこと。

悪質な人間が心配

 ハコボくんがゆっくり通りを横切ってお仕事中、人間の悪い人がものを横取りするかもしれません。AIはこうした人間に対して、攻撃的な対応はできないはずです。

「ドロボー!」「100当番通報」するのでしょうか。「助けて!」というのかな?

メーカー保証のないエアコン

2023.05.15

 閉じ込めエアコンと言われる使用法とは、狭い空間でのエアコンの利用は、発火等のトラブルが発生した場合、取返しが付かないので、メーカーは基本的に保障していません。メーカー保証とはお引渡し後の1年間、製造物責任法による保証のことです。

 例えば、床下エアコンなどという工法のことです。もし1年以内に製品が故障した場合、メーカーに修理依頼しても無料で直してくれません。メーカーもこのような利用を積極的に禁止していませんので、1年以内の故障が発生すると「このような閉所エアコンの設置は保証できません」で終わりになります。

 それは大風量が空調空間を通過することから、大空間に設置した時と同じ環境下にあることによります。

  という訳で、メーカー保証付で安心安全で快適な暮しをお楽しみくださいませ。

全館空調で調湿は?

2023.05.07

冬場暖房をエアコンで行うと乾燥が進みますので一般的に加湿を必要とします。

湿度は外気5℃→25℃まで温度がアップしますので、空気は膨張します。結果的に同じ空気だとすると、含まれる水蒸気量は変わらないので、相対的に1㎡中に含まれる水蒸気量が減少することになります。結果的に湿度が下がってしまうことになるようです。

冬とは言えど、雨の日は外気温が高く、15℃でした。外気では湿度100%でした。比較的に冬でも気温が高かったので室内は理想的な湿度50%、加湿器の設定は50%ですのでぴったりです。加湿器は50%程度で自動で動きを抑えます。

3月も終わりごろです。雨の日で外は湿度100%、室内は加湿無しで50%となっています。外気温が15℃を超える季節には、加湿器は不要です。

YUCACOシステムでは、加湿を必要とする期間はエアコン暖房が必要な、12月~3月半ばくらいまでというのが、宮崎県での実態のようです。

YUCACOシステムは梅雨時絶快適

2023.05.09

 家中の湿度はエアコンの操作で自由自在

 もちろん加湿など不要です。カビ一つない暮らしはお客様から大変好評を頂いています。

 革製品や、大切な和服などの衣類など、YUCACOシステムで、カビのない環境をご提供できることが、多くの方からご報告いただいております。

 再熱ドライ方式のエアコンは、室内のエアコンで部屋の空気を冷やし金属の羽に結露させ外へ排出。冷えたエアコン内の空気を温めて室内に戻す方式です。梅雨時は意外に気温は低いことが多く、除湿優先。除湿のために冷たい空気が必要ですが、その空気をそのまま部屋に戻すと、室内が冷えすぎとなるため「再熱」という工程を経て、冷えた空気を温めて室内に戻しています。

 ボタンで設定するだけで快適な湿度環境が実現できます。

土壁や自然素材の杉にカビ!

2023.05.05

 塗り壁は空気中の湿度を吸収して、吐き出してくれるので調湿効果があると言われ、カビ対策になると言われてきました。防カビを売りにした自然素材の商品もあるくらいです。ところが一方で吸放湿性が高いがゆえに、かえって表面にカビが生えた事例が多数発生しています。

 例えばムクの杉材などが、時間の経過で防カビの天然成分がなくなると青カビ、黒カビが付いてきます。木材が、風通しも良く雨掛かりのない部分に用いられているにもかかわらず、緑色にカビが繁殖していたりする事例を身近に見ることが出来ます。

 湿気を吸い込んだ木材が、外へ水分を放出するとき、木材の近傍は高湿度となり、そこへ埃りが付着すると埃りが吸水し、カビが発生することになるようです。

 塗り壁などで、北側の外壁などはカビが付きやすくなります。北側だから日にあたることもなく、雨などが乾きにくいことが一因です。更には塗り壁が水分を外へ吐き出す乾燥時に周辺の空気に比べて湿度が上がってしまうことで、カビが発生してしまうようです。

 塗り壁の家では北側の壁がまっ先にカビで汚れてしまいます。

調湿性があるからカビを防げるのではないことを証明しているのが塗り壁の家の北側のカビです。

猫対策で快適生活

2023.05.02

 猫の被害にお悩みの方も多いことでしょう。

先日展示会で良いものを見つけました。

 これは突起物がついたシートです。これだと猫が歩きにくくて寄り付かないようです。エアコンの室外機の上にも置いてありますが、ここに飛び乗ったあと庭に入ってこないようにしているようです。

 猫が嫌がる低周波を発する「番人くん」は良さそうです。同様の機器は昔からありましたが、耐久性と電池切れがネックでした。

電池は仕方ありませんがとりあえずご紹介いたします。