YUCACOシステムブログ

全館空調で超絶節電!

2023.04.29

 月毎に2本の棒グラフがありますが、ご覧の通り大きな節電効果を出しています。特に2月は45%、3月は50%以上となりました。

 この燃料費、電気代上昇の時にこれほどの節電が可能な全館空調は、大風量、少温度差空調のYUCACOシステムやマッハシステム以外には無いようです。

 何よりも、節電は「ガマン」が前提ではありません。実現された毎月の室内温度のデータを合わせて公表します。

<2023年1月 1ヶ月間の室温変化>

1月6日から1℃ほどエアコンの設定温度下げてみました。電気代を節約したかったので!

  1. 室温は設定温度を下げることで同様に1~2℃程下がりました。
  2. 外気温が春に向けて上がったので室温も、少し上昇しています。
  3. 快適室温24℃~25℃を維持できています。

<2023年2月 1ヶ月の室温変化>

2月9日から2℃ほどエアコンの設定温度をさげてみました。

  1. 明らかに、室温が2度ほど下がりましたが、実現室温はほぼ24℃以上となっています。
  2. 日中の外気温が上昇することで2月の後半は建物全体の室温が上昇しています。
  3. 快適室温は24℃~26℃の範囲をキープ

<2023年3月 1ヶ月間の室温変化>

エアコンの設定温度を明確に2℃~3℃下げています。毎月のコンディションを見ながら調整しました。

  1. 実現室温で24度を目安に、エアコンをコントロールしましたので、その日により暖房設定温度は21℃~23℃で変化させています。
  2. 3月になると外気温が明らかに上昇しています。暖房用の消費電力も明らかに減少しています。
  3. 快適室温24℃~26℃以内です。

YUCACOシステムの調湿力はスゴイ!

2023.04.26

 あなたの住んでおられる地域の平均湿度は何%だか、おわかりですか?と問われて答えられる方は相当な気象通と言えます。それでは調べてみました。

 年間を通じて平均は74%が宮崎県の相対湿度となっています。東京が約70%ですので、日本全体で見ても、やはり湿度が高い方に属します。

YUCACOシステムの年間の湿度

梅雨時でもこのとおり

4月のなたね梅雨でもこの通り。

 1年を通じて快適な湿度環境を実現できるYUCACOシステムですが、冬場の暖房時の過失は目標湿度設定のために加湿器が必要となります。

 電気代削減と加湿力の両面から、扇風機利用の加湿器がおすすめです。

節電は45%の実績

2023.04.22

 室内の温度は26℃→24℃になりました。今年の2月の使用暖房電気代を減らすために、なにか対策をしなければとのことで実施。

 これまでの電気代の上昇に対して、自衛のために暖房用のエアコンの設定温度を2℃程下げてみました。

当然ながら室温は2℃程低下しましたが、考えようではまだまだ設定温度を下げられそうです。

 例えば、あと1℃下げ23℃を冬の間の平均的な室温にした場合には節電率が50%以上になりそうです。

 別途データで確認してみましょう。3月の電気代は前年対比で50%以上の節電を実現できています。

その折の室内温度のデータもご確認お願い致します。

2023年2月1~28日の室温

2023年3月1日~31日の室温

結論

①エアコンの設定温度は平均2℃程前年対比で下げてみました。それでも環境は室温が同様に2度程さがった程度でした。まだまだ快適室温と言えます。ただ3月になると、外気温の上昇が手伝って、エアコンの設定温度が下がっても、それ程室温は下がっていない状況がうかがえます。

②エアコンの設定温度を絞って、節電を目指しましたが、自然エネルギーの利用でさらに節電効果を高める努力もしました。その時、晴天時にはガラス窓から太陽熱を室内に取り入れたり、夜間はシャッターを下げて室内から熱の消失を防ぐなどの工夫を合わせて実施したので、節電効果が高かったようです。

③YUCACOシステムの大風量小温度差空調の効果で、全室内がむらなく暖房されることで、快適温湿度が実現されています。

一部屋でも室温が上がらなければ効果が実感できないことになりますが、こうした温度ムラによる不快領域自体が発生していませんので、これこそが YUCACOシステム の実力と言えましょう。

井戸水利用の経済メリット

2023.04.14

 井戸水とはいえ、ポンプで水を汲み上げるので電気代はかかります。子供用の大型ビニールプールだと、20円~30円。水道は利用しないので水代は0円です。

水道水で子供用大型ビニールプールを利用すると1回で500円程度でしょうか。

 庭の水やり、大型犬のシャンプー、車の洗浄など、水道代と違って気になりません。

 トイレの洗浄に利用すると、1回4円~5円程度の水道代が節約可能です。年に何回、10年では、50年ではと考えてみると面白い計算ができます。

注意点、井戸水に鉄分が多い時には、タンクやトイレ器材を黄色く変色させる場合もあります。

①水道水と井戸水の違い

水道水は人体に有害な雑菌や汚れのもととなる鉄分、塩分等のミネラルを取り除き、飲用可能な水として、公的な供給がされているものです。利用料金が発生しますが、地域の水道システムを運用するための経費をまかなう、使用量に見合った料金負担が発生します。

井戸水は、個人や企業が私的な利用を目的に敷地内に設置して利用します。飲用に適するかどうかは、保健所等の許可を必要とします。また、年に一度の定期的な水質の検査も必要なようです。

利用上の注意

 井戸水は水自体の利用料金は発生しませんが、下水として建物外に放流しますので、下水道利用料金を請求される場合がありますので、知識として頭に入れておく必要がありそうです。

②非常時の備え

 断水の時には水の利用が自前でできるメリットが井戸水利用にはあります。

 鉄分や塩分の少ない水の場合には洗濯にも利用可能です。

 災害時には電気の利用が困難となりますが、昨今の電気自動車や、給電できるシステムの付いた自動車などから電気を取り出してりようすることで、井戸ポンプの利用は簡単にできそうです。

 断水時のトイレの洗浄。選択など、利用に際しては、水質、安全性に気をつけなければなりませんが、蛇口をひねれば出てくる自家用水は、とにかく便利です。

非常時には電気も水も

2023.04.20

  一般的には電気が大変だとのことで、様々な対策用品がネット上に出ています。

 水はどうでしょうか。

ペットボトルの買い置き、ヒートポンプ用のタンクの水利用などが取り上げられています。しかし、井戸水があれば利用量を気にすることなく使用できそうです。

 日本ではお天とう様と水は天下の回りものという認識で、どこにでもある空気のような存在と思われていますが、実のところ、災害時には一番なくてはならない物となるので、井戸水が利用できる場合、それは大変なメリットと言えるようです。

 井戸水利用のためには井戸を掘る必要があります。場所は異なります。50万円~ということで、最も安い打ち込み式で、5m程で利用可能であれば20万~30万円ということです。

 あと、ポンプが400Wで定価が15万円。取付費用が発生するようです。

 ポンプの交換は10年~15年とすると、そこそこの負担は発生するようです。

もしもの時の備えと、大量にお水を利用する時は井戸水もあると、安心ですね。

素足の暮らし体験的考察

2023.04.12

 素足の暮らしは、全館空調のYUCACOシステムにしてようやく実現された未来型の生活様式です。

 室内の空気の温度が室温と思われる方がほとんどでしょうが、体感的室温は床+壁+天井の湿度を足して3分の1にした温度と、室内の温度を足して、これを2分の1にしたものとされています。

 この時床暖房の家は床の表面温度が30℃以上となっています。室温を上昇させる為に床の熱で壁+天井+空気の温度を床の温度を高くする必要があるためです。

 床暖房の床の温度は30℃以上ですので、ひとが快適と感じる25℃より5℃も高い為、長時間床暖房の床に足裏を置いていると、汗ばんで来ます。更には、ストレスを感じることとなり、スリッパを着用しなければなりません。

 YUCACOシステムでは、大風量で、室温に±3度以内の空気を室内循環させていますので、この空気の流れに触れた床・壁・天井の表面温度はほぼ同じになっています。室温も適温化された空気を丸ごと入れ替える方式となっている為、全室の室温が25℃程度に整えられることになります。

 これまでの住まいは、部屋ごとに室温が異なりますので、素足だと冷たかったり、熱かったりでストレスが直接足から伝わりますので、生活者は靴下や上履きが必要となっていました。

 YUCACOシステムの場合に、ようやくこうした全館空調効果として、全室の床・壁・天井の温度がそろうことになったということです。

 フローリングの上に異物が落ちていると足裏に触れた時、「オヤ」と気が付くことになります。固い物は特によくわかります。米粒が生の時、炊飯後のお米か足にも触感があり、これを感じ取ることが出来ます。足裏からの触感は、一種新鮮なシグナルとなります。

 気づかなかった落とし物、薬の粒だったりが見つかったりします。

 「手触り」という言葉がありますが、素足の暮らしを続けていると「足触り」と言った感覚が育って来ます。

 床の埃や、ベタ付きが信号として脳に届けられると「拭き掃除」の必要性に気づきます。そこで床を雑巾などで水拭きすると、乾いたときにそれまでの床から得られた感覚にはない「サラリ」として清潔感が伝わって来るようになります。

「サラリ」がわかるようになればあなたは「素足人」です。

相続で土地建物を取得の時注意したいこと

2023.04.09

(1)相続登記の申請の義務化

 この度、不動産登記法が一部改正されました。

 不動産を取得した相続人は、その取得を知った日から、3年以内に相続登記の申請をすることが義務付けられました。

 正当な理由なく、申請を怠れば10万円以下の過料が課されることに。

(2)相続人申告登記制度の開始

 相続人が申請義務をできるように、相続開始以内に遺産分割の合意が見込めない時、登記官に申し出ることで申請義務を履行したものとみなす制度ができた。

 これにより、登記官が職権で行う登記の登録免許税は、非課税とする措置が設けられました。

①結果として相続人が複数存在する場合でも、特定の相続人が単独で申出可能に。

②申出をする相続人自身が、被相続人であることを証する戸籍謄本を提出することで、事足りる。

①②の効果が見込めます。

全館空調の節電を実現する

2023.04.06

 あまりに消費電力量が少ないのでエアコンの電気代の削減にそれほど熱心ではなかったのですが、昨今の電気代の値上がりに、本気で省エネを実現することにしました。

対策1

エアコンの設定温度を23.5℃から22℃に下げると10%~15%の節電効果があるようです。

対策2

 パッシブな発想で、晴天時には窓から太陽熱を室内に取り入れることで、日中はエアコンをストップする。

日没後エアコンを再稼働させますが、この時、室内温度がエアコンの設定温度より高いうちに暖房を開始するようにしましょう。エアコン起動時の電力が下げられます。

 昨年に比して今年の2月は

110kwh×@27円の時=2970

1月で2970円の節約となりました。

 昨年の電気代の高騰を考慮すれば、

110×@35円=3850円削減できたことになるかもしれません。

省エネを実現すると室内の暖房は?

2023.03.31

 前回太陽光の日差しのエネルギーを室内に取りこんだり、エアコンの設定温度を下げたりして、暖房エネルギーを削減して来た事実をグラフでお見せ致しましたが、今回はその結果として、生活空間の暖房が、どのように変化したかを、実証してみましょう。

先のデータを見ると、1月に比べて2月の節電レベルは46%も向上していました。いかに節電が効果的であったかがご理解戴けることでしょう。しかし、室内の温熱環境は悪化しなかったでしょうか。

 さて、実現された2023年1月1か月間の室温温度のデータをみてみましょう。

2023年1月(1か月間)

外気温と室内温度

1月25日は10年に1度の寒気で-5℃まで外気温度が下がっています。

2022年1月(1か月間)

外気温と室内温度

 1年前のデータでは1/13~23日までかなり寒かったようです。

2023年2月(1か月間)

外気温と室内温度

室内の平均温度が24℃~25℃になっています。エアコンの設定温度を23℃~22℃に下げても外気温が上昇してくる2月末には室内は26℃になって少し温かすぎます。

2022年2月(1か月間)

外気温と室内温度

前年の1月が寒かったので2月もエアコン高め設定でした。

 太陽熱を利用して、エアコンの稼働を減らしたり、エアコンの設定温度を変えることで省エネは可能です。

更に、結果として室温に1℃程度の暖房温度の低下とはなりましたが、それ程実現温度の低下は起きていませんでした。

 エアコンの暖房設定温度を更に低め、例えば21度、20度の時に室内の温度がどこまで下がり、省エネがどれ程実現されるかを実験してみる時が、来年あたりにできたらいいなと思った次第です。

設定温度を下げると省エネ

2023.03.27

 電気代の値上がりが大きな今年は、2月からエアコンの設定温度を下げてみました。

このデータを見ると具体的にエアコンの電気代が節約出来ていますが、対策として、1月中の方法は、

①晴天の日には太陽光を室内に取り込んでエアコンの使用時間を日中ストップして夜間のみ動かしていました。

②1月の25日頃は10年に1度の大寒波が来ましたので、1日で15kwhの電気を消費していることがわかります。

1月中のエアコン使用電気量

次いで2月の対策は

①晴天時には太陽熱を取り込んでエアコンの利用電気量を削減

②日によってエアコンの暖房設定温度を下げました。

2月中のエアコン使用電気量

更に3月の対策は

①晴天時には太陽熱を室内に取り込んでエアコンの使用電気量を削減

②エアコンの設定温度を暖房22℃に下げました。以前は23.5℃でした。

 3月になると暖かい日も増えましたが、エアコンの設定温度を低めに設定することで更なる省エネが実現できそうです。