億ションの最上階は暑い
東京に建つ億ションとはマンションでも1億超のものを誇称して云うものとか。その高みから見渡す眺めは正に天下を制した、選ばれし者しか味わうことの出来ない遥かなる遠望が一応(?)一人占めということです。
眺望の良さを感じてもらうには広く、高い硝子窓が必要となります。特に角部屋最上階ともなれば、東、南、または南、西に大開口のハイサッシとバルコニーがつきものです。
夏の太陽はこのバルコニーに反射して窓から室内に熱となって侵入。
更に最上階なので天井の上は屋根で、この屋根が宮崎流に言えば「てんころぼし」帽子もかぶらず日光に頭をさらすようなもので、夏の太陽で焼かれるように暑く、天井から輻射熱がガンガン室内に。何より大変なのは大開口の硝子窓から夏の太陽が特に朝日、夕日となって強烈な熱量を室内へ。
先のような訳で、億ション、最上階が部屋は夏の間、日が落ちてからでないと、冷房が効きにくいようです。帰宅は日が落ちてからという笑えない現実がありました。
最上階の角部屋は、壁が冬の冷気に包まれて、冷えに冷えます。そこで更に大開口のハイサッシから室内の熱が放射されるので暖房が効きにくく朝からエアコンが。夜までフルに暖房です。
億ションの住人は電気代など気にしない人ばかりとは思います。
このような話は、億ションを買った人から直接聞かれた人はあまりないはずです、理由はそんなお金持ちの人とのお付き合いは一般的には無いということでしょうか。
又、買った人もせっかくの億ションが夏暑く、冬寒いとは言いたくないはずですね。
実は、我が娘が先日帰省した折、おしえてくれました。知り合いからの情報だということで。
だから、一戸建てガンバレということでした。
言い忘れました「結露がスゴイ」とか!!