YUCACOシステムブログ

防火・準防火地域では

2023.02.28

 10㎡以下の増築でも、防火地域、準防火地域での増築は確認申請が必要となります。

 カーポートやコンテナ、プレハブの簡易な小屋などは確認申請がいらないだろうと思い込みがちですが、基本的には確認申請が必要となります。

 事前に監督行政機関に相談が必要となります。

 既存建物も含めて、増築や建て替え時における法令上の制限をクリアしなければなりません。

 前回のブログで記載しましたが、マッハシステムでは冬でも室内は春の暖かさ。食品の保管のためにと、建物に近い車庫を壁も床も取り付け増築してしまったあるお客様から相談があり、駆けつけたところ「防火地域」だったため、たとえ1㎡でも地域の安全のため防火構造とし、役所に届け出、工事もチェックしてもらわなければならなかったのでした。思わぬ一大事が発生してしまいました。

 改めて、私共がこうしたニーズを汲み取って初期の設計をしておけば問題がなかったのにと反省したことでした。

 知り合いのリフォーム業者様は防火地域の確認を怠っておられたようでした。

 改めて関係監督官庁の指示に従って、申請のやり直しと防火工事を再度施工することとなりましたので、注意喚起の意味でも、この一文を掲載することといたしました。

YUCACOシステムにして困った事

2023.02.10

 YUCACOシステムでは夏場家中が涼しいので、一般的な家に比べ「バナナが黒く」なりにくいのですが、冬場になると、一般的な寒い家ではバナナも青野菜も長期間、バナナは黄色く、青野菜の青も長持ちします。マッハシステムではその逆です。

冷蔵庫のスペースによっては野菜類を室内に置くことになりますが、湿度が40%となればバナナの追熟が進みまっ黒バナナに。生椎茸は乾燥椎茸になってしまいます。

 実は前もって、YUCACOシステムから除外する全館空調ではないスペースをお知らせいただければ、野菜保管庫やワインセラーとして別区画に設置することが可能なのです。

1部屋だけはYUCACOシステムが効かないようにすることも可能です。

あるモデルにはワインセラーのように、ワイン貯蔵庫を室内の一部に設置しています。

 寒い北海道では暖房なしでは暮らせないため、住宅の暖房は徹底して完備されています。

YUCACOシステムではありませんが、野菜や肉類、葉物が室内の暖房で痛みがはやいため、玄関口にある風除室に、こうした生鮮食品を置くようにされているようです。

南国宮崎では風除室で雪靴の雪や氷を落として室内に入ることもないため、こうした風除室はありません。

①ワインセラーのような食品貯蔵庫を前もって設計に入れる。

②大きめ収納の冷蔵庫を利用する。

の2方法が良さそうです。

子どもと家の空気

2023.02.07

 赤ちゃんは床に近い場所でハイハイしたり遊んだりしています。ハウスダストは床上1mの空間に高密度で浮遊しています。

 空気清浄機に床置タイプが多いのはこの理由からです。

 人の移動があれば、ハウスダストの中で大きめの埃、花粉などが室内の中でも高くまで舞い上がりますが、外出などで空気が動きにくくなると短時間で床や机の上などに沈下。カビやPM2.5などの微細粒子は長時間室内空間に浮遊しています。

 結果として生活エリアが床に近い赤ちゃんは、家中で最も空気が汚染された場所にいることになります。

 何でも触る赤ちゃんが空気清浄機を止めてしまったり、誤作動させてしまう恐れがありますので、チャイルドロック付きの床置きタイプの空気清浄機がおすすめです。倒したりしないようにストーブガードのようなバリアが必要かもしれません。

これだけ変わるYUCACOシステムの暮らし

2023.02.01

 朝着替えはパジャマを脱いで、そのまま二階へ移動。

 家族間では下着姿で室内を移動しても、礼を失する行為として咎められることはない。要は室内の暖房が、一台のエアコンで全室行き渡る事によって、「こんな格好」でも寒くないからである。子どもたちに、他所の家に行ったら決してしてはいけない行動であることを、YUCACOシステムオーナーは気にかけておかなければなりません。

 寒い冬の夕食などで、「鍋」は皆が喜ぶ料理と言えます。ところが、マッハシステムの家で生活を始めると、いつの間にかこの「鍋」をしなくなります。スーパーなどで様々な味のスープが大袋に売られていますが、全く興味すらわかなくなっていることに気づかれるのが、YUCACOシステムオーナーです。

 YUCACOシステムの全館空調は、ストレスフリーの温暖な空気感の中での暮らしを入居者にももたらします。冬の鍋は加湿の恩恵を、湯気として与えてくれますが、鍋の食材を食べることで体温が上昇すると、発汗という結果から、寒い部屋で体があたたまる感覚よりも汗が出て少し暑くなるという感じとなります。

 したがって、あたたまるための鍋ではなく鍋料理を味わう為の「鍋」ということで、YUCACOシステムオーナーはエアコンストップして、少し部屋を寒くしてから「鍋」を楽しまれる方がよろしいようです。