YUCACOシステムブログ

雨の日のYUCACOシステム

2022.10.28

 秋の深まりと共に、外気温も低下して来ます。外の温度は17℃~19℃前後ですが室温は26℃~25℃の範囲で一定です。

温度

 この10月中旬過ぎの外気温の低下時に、エアコンの設定は「冷房・除湿」「26℃ 45%」でした。

湿度

 YUCACOシステムの家は、断熱性能が良いので、エアコン冷房無しで外気温より、プラス10℃程室温が高くなる場合があります。一棟毎に、立地条件や、窓の多さ、広さで変動はありますが、これは、「内部発熱」による室温上昇が原因です。冷蔵庫などからの廃熱、テレビや電子機器、調理、浴室、乾燥機などからの発熱が室内を温めています。人体も1人当たり100ワットの熱を出しているということです。

 高断熱の家では、外気温が15℃を切ると、冷暖房をストップして、換気だけで、ほぼ快適な室温25℃程度となります。但し、外気の湿度が高い時には、注意してください。室温が内部発熱で高くキープされますので、総体湿度の飽和水蒸気量が増えますので、場合によっては、エアコンでコントロールしなくても済む場合があります。

 逆に外気温が20℃ぐらいだと、除湿でエアコンを稼働された方が、例えば冷房25℃、除湿設定50%での運用をおすすめ致します。

実はこのデータ、、、暖房しなくても内部発熱で!

青虫騒動

2022.10.23

 秋の夜長、「あれ松虫が鳴いている」

で、知られる虫の音ですが、マッハシステムでは、24時間機械換気ですので、一般的には窓を開けることはなく、締め切ったままで暮します。

言い換えると、家はドアや窓を閉め切ったままでも、常に新鮮な外気がフィルターで浄化して室内に取り入れられています。

 YUCACOシステムの家では、ゴキブリですら見かけることはありません。

仮に、ゴキブリが居たら、玄関や勝手口、又は窓のレール隙間等から侵入したことになります。ここ数年樹脂性のサッシ枠の精度が上がり、サッシ隙間からのゴキブリの侵入は、見かけなくなっています。

それなのに、こんなことがありました。

 夜、消灯すると、眠りに落ちる寸前、いきなり  

「リー♪ リー♪ リー♪」と、虫の音色。

きれいな音色なのですが、夜の静寂(しじま)を突然の虫の音色はイケません。

 犯人捜しの為、照明を耿耿(コウコウ)とつけても見当たりません。

再び消灯。すると、一呼吸置いて虫の音色が‼

暗い中、大音量の音源捜しをして「ここだ」ということで点灯。

すると、いました。。。。

青松虫。小さい2㎝ぐらいの昆虫です。

可愛そうなので、玄関前の花壇に放免してやりました。

昭和20年代、30年代生まれの人は、夏になると涼を求めて、和室に蚊屋を張り、夜風を外から取り入れ、虫が入らないように蚊屋を吊るして寝ていたものです。

鈴虫や松虫、コオロギなどの合奏の中、

「よく眠れたものだ。。。」と、思ったことでした。

YUCACOシステムの家では、

「アレ??松虫が??」ではなく、

「エエ😲‼ マツムシが鳴いている。なんで」

になります。

原因は、その日農作業で、境界にあった木の枝を大量に切り落とした際に青虫が服に付いて、室内に持ち込まれたことによるものでした。

「アレ。。服に付いて来たんだね。。アオマツムシ君。。」

でした。

肺MAC症は浴室から

2022.10.18

 換気をしながら風呂場を掃除しないと肺MAC症にかかりやすくなります。

MAC菌という結核菌によく似た菌の感染で起こる病気が肺MAC症です。

MAC菌は浴槽のお湯の注ぎ口やシャワーヘッドのヌメリや湯垢にいます。42℃前後の温度で繁殖しやすく、気密性の高い風呂場はMAC菌の繁殖に最適です。

 こうした風呂場などで、しぶきや、霧状の水滴を肺に吸い込むと発症します。

「咳や血の混じったたん」が出て、発熱全身のだるさ、食欲低下、呼吸困難で酸素療法が必要になるほど危険な状態になることもあるようです。

お風呂の水を抜くときは?

 高断熱高気密住宅にお住まいの方は、お風呂の排水を行われる時には、ぜひとも、浴槽の小窓を少し開けて排水をお願い致します。

排水の体積分の空気が?

 排水による浴槽の水位の変化は、その排水に見合った体積の空気が室内側に供給されなければ室内はその分負圧になります。よって高断熱高機密で第一種熱交換気扇でコントロールされた室内側をプラス圧の空気環境にコントロールして、外からの湿気や粉塵の流入を防ぐ機能が働かなくなるおそれがあります。

浴室を清潔に保つには

 水を抜いたら、外気が排水口から入らないように必ず、排水口にキャップをしてください。しっかり排水が完了したら排水用の飛び出していたキャップを下ろしてあるかどうか確認です。

次いで、室内をバスタオルの使用済みのものでも良いので、水滴をきれいに掃きあげることでバスルームの乾燥が進みます。

尚、水を抜く時に開けたバスルームの小窓は閉めてください。

夏のYUCACOシステム

2022.10.14

7月のある日

温度

YUCACOシステムは外気が上昇しても、ご覧のように安定して、室内も涼しく温度コントロールができます。

湿度

 湿度はグラフのように24時間で変化します。これは外気の湿度変化を室内では感じないように、気密性の高い室内空気を除湿しながら利用していることを示すグラフです。

 YUCACOシステムは夏が快適です。冷房と言えば温度ですが、夏場の「高温+高湿度」はストレス度の高さでは、一番です。

 宮崎では、夏場の湿度を50%前後にコントロールすることで、カラリとした空気感で、少し高めの室温でも快適な時間を過ごすことが可能となります。

8月のある日

温度

 次の月の外気温と室内温度の24時間の変化です。YUCACOの快適性はご覧の通りです。

湿度

 次の月の外気の湿度と室内の湿度の変化です。

  この除湿効果の高さは、YUCACOシステムの実力。大風量小温度差空調の特徴です。

ウッドデッキから樹脂デッキへ

2022.10.10

 ウッドデッキの質感は最高に良いのですが、定期的なメンテナンスが必要になります。キシラデコールなどの浸透性の塗料や、皮膜タイプの油性塗料を年に一度ぐらいのペースで塗り重ねなければウッドデッキは長期使用が不可能です。

 一方樹脂デッキも劣化は免れませんが、ほぼメンテナンスフリーとなります。それでも、デッキの凹みに埃が溜まり、コケなどが付着したりします。こちらは高圧洗浄することで、ほぼ新品状態に見た目が復帰致します。

 庭と一体の生活感は季節の移り変わりを、陽光や草木の様子から感じ取れる面が魅力です。

 この頃は、家が箱のようになり、外(庭)と繋がらないタイプも増えてきています。ウッドデッキや樹脂デッキのある家で、お庭も少し楽しめるような家づくりがこれまでの一軒家のイメージでした。時代と共に当たり前のように言われた「シンボルツリー」など、後々大木になって厄介だと思われる時代となってきているようです。

節水のポイント

2022.10.06

①朝 歯磨きはコップで!

  流しっぱなしは12ℓのムダ!

②台所

水の出を調整。野菜、食器は大きめのボールでため洗い。

1日で約80ℓの節水。

③洗濯

「注水すすぎ」せめて「ためすすぎ」

1日で55ℓの節水。

④トイレ

何回も流さない!大小レバーの使いわけ。

⑤洗濯機

60%節水タイプあり。

風呂水利用機能も付いています。

⑥食器洗い乾燥機

手洗いは110~150ℓ

 食器洗いは10~15ℓで10分の一~15分の一になる。

⑦節水シャワーヘッド

手元スイッチタイプが良い。

停電でトイレが使えない

2022.10.02

 マンションなどでは停電になると、タンク式のトイレでも給水が出来なくなって水洗トイレが使えなくなります。むろん水道が来ていてもということです。

 地域によって水道の浄水場が標高の低い所でも2~3階までぐらいしか水洗トイレの水は給水が出来ません。

 3階以上はトイレ使用不可ということが多いようです。

直圧式の場合も通電していないと、トイレは使えなくなります。

この時は電源が必要となります。ポータブル発電機や、充電器や太陽光などから電気を取り、直圧式のトイレのコンセントとつないで戴くと問題なく利用可能となります。

 今回の大型台風で、こうした緊急時の電源対策は必要性が強く認識されたと思われます。